HD AUDIO

レコードやテープの曲を、気軽に聞けるようにしたいという、 ことから、古いノートPCの有効活用して、デジタル録音環境を作成する。

用意したもの

PC
Fujitsu LOOX S5/53
USBオーディオインタフェース
Roland UA-3FX
OS
Vine Linux 3.1

Vine Linex ネットワークインストール(アップグレード)

bootFD作成

Windowsにフォルダ作成

フォルダ内に、dosutil内のrawwritewin.exe,diskio.dll、

images内のpcmcianet.imgをコピー

AドライブにFDを挿入

rawwritewin.exeを起動し、pcmcianet.imgをFDに書きこむ。

OSインストール開始

FDをインストール対象のPC(Loox)に挿入し、PCの電源on。

メモリ容量に不安があるので、textモードでインストール。

/以下をEXT2をEXT3に移行を選択。

/boot以下はEXT2のままとする。

約1時間で、パッケージのインストール完了。

録音環境の整備

USBオーディオデバイスの設定

/etc/modules.confに次の行を追加。

追加

# USB UA-3FX
alias sound-slot-1 audio
alias sound-service-1-0 off 

SOXのインストール

次のサイトからSOXをダウンロード

http://sox.sourceforge.net/

ダウンロードしたのは、tarファイル

sox-12.17.7.tar.gz

おなじみのパターンでインストール

tar zxvf sox-12.17.4.tar.gz
cd sox-12.17.7
./configure
make
su
make install

使ってみる

録音

test.wavというファイルに記録する例。

sox -r 44100 -c 2 -t ossdsp -w -s /dev/dsp1 -t wav test.wav

再生

test.wavというファイルを再生する例。

play -d /dev/dsp1 test.wav

さらに整備

よけいなサービスを止める

BIOSの省電力機能を止める

問題点

shutdownと連携して電源が切れない。→手動で電源を切る。

OS起動時、3回configureを要求される。→初回のみなので、気にしない。

利用方法

  1. LOOXで録音
  2. USBメモリに録音データを出力
  3. CD-Rドライブ搭載の別PCにコピー
  4. コピー先でCD-R化
  5. CD-RをCDプレイヤーで再生

loox内のデータは、mp3に変換して、ファイルサーバに保存。

参考